DEVELOPMENT
社員自身の色、個性を大事にするポリシーは、人材育成にも現れています。
技術やスキルを型通りにはめていくようなカリキュラムではなく、自己分析やディスカッションを通じて、自分を知り、さらに自分の強みを生かして成長を促すところに重きを置いています。
「なりたい自分」を見つけ出し、それにつながる考え方、スキルを身につけ、実際の「行動」を通じて実現していく。その後押しをするのが当社の人材育成の特徴です。
技術や知識はいきなり身につくものではなく、蓄積し、受け継がれ、相互に刺激・連携し合うことで磨かれ発展していくものです。また、誰にでも自分の得意分野・個性があります。だからこそ当社では、研修においても「人のつながり」を大事にしています。
情報系の経験が少ない文系の方は不安をお持ちの方も多いと思いますが、当社では、入社前からe-ラーニング受講制度や勉強会といったサポート制度により、基礎力強化をサポートします。
入社後は、ビジネスマナー、コミュニケーション等、ビジネスパーソンとして求められる基礎スキルがしっかりと身につく研修を行います。
また、5か月に及ぶ技術研修のメインは、同期メンバーとのチーム編成によるアプリケーション開発です。プログラミング経験者が初心者への助言をしたり、プレゼンテーション、チーム運営、裏方としてのサポート、時には盛り上げ役など、各メンバーが自分の得意分野でチームに貢献することで「個性」を発揮しています。技術研修を終える頃には、初心者でも簡単なアプリをチームで完成させることができるレベルに成長することが出来ます。
配属後はOJTトレーナー制度で入社1年目をしっかりサポートします。
新入社員は「何が分かっていないか」「何をどう聞けばいいか」も分からない状態ですし、いろんな不安もあることでしょう。当社では、新入社員1人につき先輩社員を1人トレーナーとして任命し、成長を後押しします。
実務を通じて、技術スキルや業務知識が高まっていく一方、成長とともに組織人あるいはチームメンバーとして求められる役割も変わってきます。
当社では、「階層別研修」として各人の成長フェーズに合わせコミュニケーション、リーダーシップ、マネジメントの基礎理論を学ぶだけでなく、グループディスカッション、演習を通じて「わかる」を「できる」に高めるプログラムを組んでいます。
ここでも「人のつながり」を重視しており、各拠点・各部門の異なる社員で構成されたグループで濃密なディスカッションが繰り広げられますので、自分の知らない業務、技術、業界情報、社内情報を知る刺激的な場となるだけでなく、社内の横のつながりを作るきっかけにもなります。
また、社員の成長ステージに合わせた階層別研修以外に、特定の役割(例えば管理職)や立場(例えば女性)、シニア社員向けのライフプラン研修など、特定のテーマを適宜取り上げ研修を実施しています。
技術職としてチームあるいはプロジェクトの中心メンバーになるまで成長すると、次のステップとしてはマネジメント職、エキスパート職という2つのいずれかのキャリアパスを選択し、さらなる成長へ踏み出します。 マネジメント職は、その名の通り組織のマネージャーとして運営を担います。組織目標を定め、その実現に向けた施策を立案し、その進捗やメンバーの成長をマネジメントしていきます。
一方、エキスパート職はプロジェクト管理、特定分野の技術や業務知識、コンサルティングノウハウ等の自身のスキル、ノウハウを、会社や組織の全体に展開し実行していくことで、その力を各プロジェクトで発揮したり、人材育成やノウハウ蓄積に貢献する役割を果たしていきます。
日々目の前の業務に取り組みつつ、周辺や異なる分野にも目を向けさらなる成長を促すため、新規事業や業務効率改善のアイデアを募るイベントを設けています。
新規事業のアイデアを競うイベントであり、コンテスト方式で審査します。優秀作品については事業化に向けて挑戦する取り組みをしており、社員自身の成長と会社の発展を目指しています。
日々の業務の中で業務効率や生産性の改善を実現したアイデアを競います。
エキスパート職はプロジェクト管理、特定分野の技術や業務知識、コンサルティングノウハウ等の自身のスキル、ノウハウを、会社や組織の全体に展開し実行していくことで、各プロジェクトで発揮したり、人材育成やノウハウ蓄積に貢献する役割を果たしていきます。
毎年度ごとに、優れた功績を残した社員を表彰する制度がSCSK Minoriアワードです。
行動指針である信頼の確保・お客さまとの共生・自己改革の継続において、一年間で最も輝いた人を表彰するとともにその取り組みを社員間で共有し、さらなる成長につなげていきます。
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