開発に携わったシステムが動く、
この喜びはとても大きい

R&DS.T

特定プロジェクト推進室
室長
1998年入社

最新技術を活用した研究開発

新卒で入社して、早20年が経ちました。これまで、金融系のシステム開発をはじめ、AI、RPA、クラウド、IoT、画像認識や自然言語処理技術などの最新技術を活用した研究開発を行い新領域でのソリューションやサービスの提案、また自社製品の開発などに幅広く携わってきました。

2016年より、AIやRPAに取り組んでおり、その中でも大きく2つ取り扱っています。1つはAIを利用したチャットボットのシステム。もう1つは、RPAの「MinoRobo」というソフトウェアロボットです。

RPAとは、Robotic Process Automation の略です。パソコンで行っている定型的な操作を自動化するテクノロジーのことを言います。海外では、デジタル・ワークフォースとも呼ばれている分野です。

具体的には、比較的単純な作業をルールに従ってこなしてくれる仕組みで、例えば大量のデータ入力であったり、コピー&ペーストの繰り返しであったりといった作業を自動化することができるのです。

「たった、そんなこと?」と思われるかもしれませんが、業務となると意外と定型のものが多いもので、特に銀行等の金融機関では侮れない業務量になっています。元々、MinoRoboの開発も金融機関の方からのご相談がきっかけで開発されたものなのです。

MinoRoboの開発

MinoRoboの開発

MinoRoboの開発は当社における新規事業であり、私はその責任者として携わっています。やっと世に出すことができましたが、ここまで本当に苦労の連続でした。

SCSK Minoriは、SIerとして受託開発を主にやってきたので、自社製品の開発というノウハウがあまりなかったということもあり、一番簡単な例で言えば「製品名を決める」だけでも非常に大変でした。

他社の商標と被ってはいけないということ、悪い印象を与えてはいけないということ、外国の方が目や耳にした時におかしい表現でもいけない等々。これだけでも、結構な時間がかかりました。名前決めだけでこの調子ですから、開発よりもそれ以外の方が大変だったと言えるかもしれません。一つの製品・サービスを作るというのは、そういうことだと学びました。

それだけ苦労して世に出した製品ですので、大変反響を頂き本当に驚くと共に大きな喜びを感じています。2017年11月に展示会の場で大きく発表した際には、当初は数人しか見に来ないのではと思っていたのですが、いざ蓋を開けたら何千人もの方にお越し頂き、ご質問やご要望もたくさん頂戴することが出来ました。

喜びも大きいですが、これからはそういったご要望にお応えしていくためチャレンジの日々が続きます。嬉しいけれども、まだ満足はしていない。そういう心境です。

SCSKMinoriの積極的な働き方改革

SCSK Minoriの積極的な働き方改革

この20年。働き方も大きく変わりました。

以前は、SEやプログラマーというのは残業や休日出勤は当たり前で、納期間近には徹夜続き……といったイメージも強かったと思います。実際に、昔は私も経験したことがあります。

でも今はすっかり変わりましたね。当社では働き方改革を積極的に進めていて、今では残業することもほとんどなく休日はしっかりと休めています。休みは娘と一日中ずっと遊んでいますよ。

メッセージ

新ビジネスの開発チームでは、多様な技術を使っており、さらにそれがどんどん変化していくという特性があります。ですので、様々な技術や新しいトレンド等、どんなことにも興味が持てる人には非常に合っている仕事だと思います。

身につけてから来て欲しいとは言いません。最初は誰でも素人です。入社してから、何でも吸収して、分からないことはどんどん調べて学んでいってください。そういうことを、自発的に出来る方に、是非入って欲しいと思います。

私のこだわり

役割、立場はその時々によって違いますが、開発に携わったシステムが動く。この喜びを一度経験したらやめられません。大変なこともありますが、乗り越えた先には必ず成果が残ると信じて行動しています。

R&D

AIやRPA、画像認識、自然言語処理技術などを始めとした最新のIT技術を活用する為の研究開発を行っています。新領域でのソリューションやサービスの提案、また自社独自のサービスや製品の開発・提案を通して、社内技術の向上を行うと共にお客様の業務革新や業務効率化、サービス向上や業績向上などに貢献します。

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